再生医療ベンチャー

再生医療ベンチャー#69 I Peace

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〇iPS細胞の作製・保管や提供を行う企業

〇個人向け医療用iPS細胞作製・保管サービス「MiPSC (マイ・ピース)」を提供

〇米Avery Therapeuticsと提携し、心臓病治療用培養皮膚片作製用のiPS細胞を提供

 

会社名I Peace, Inc.
日本子会社:アイ・ピース株式会社
所在地本社:809 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303, USA
日本法人/製造拠点:京都府京都市西京区
代表者CEO 田邊剛士
設立2015年
上場非上場

 

【企業理念/ミッション】

 

【会社概要】

医療用iPS細胞の作製・提供サービスを手掛ける企業で、iPS細胞の量産と低価格化を進めています。個人向けに医療用iPS細胞の作製・保管サービス「MiPSC (マイ・ピース)」を行っています。また、企業向けに研究用のiPS細胞の製造受託も行っています。世界で初めてヒトiPS細胞の作製を報告した論文の第二著者である田邊剛士 CEOが設立し、第一著者である高橋和利氏がアドバイザーとして参画しています。本社オフィスは米国 カリフォルニア州のスタンフォード大学の近くにありますが、国内では京都市に製造拠点を設けています。

 

【事業内容】

医療用iPS細胞の製造

①個人向けiPS細胞作製・保管サービス「MiPSC (マイ・ピース)」

MiPSCの特徴 (出典:I Peace, Inc.ウェブサイト)

申込者自身の血液から医療用グレードのiPS細胞を作製し、保管するサービスです。現段階ではすぐに利用できる治療法はありませんが、将来の再生医療への活用を目的として作製・保管、もしくは研究用として企業や研究機関に提供することもできます。作製費用は200万円、保管費用が3万円/年となっています。

これまで医療用グレードのiPS細胞の作製には1,000万円以上の費用がかかっていましたが、同社ではファナック株式会社と共同で多数のドナー由来のiPS細胞を同時に作製する自動作製装置を開発することで量産化を実現し、コストダウンと期間の短縮を実現しました。2020年の段階での製造能力は年間100人分ですが、2021年内には200人分、2025年内には4,000-5,000人規模を目指しており、将来的には作製費用も100万円程度に抑えることを計画しています。

iPS細胞を自動で作製する装置(出典:日本経済新聞 2020年7月28日付)

 

②企業への提供

既製のiPS細胞ライン、もしくはカスタム製造にて医療用iPS細胞の提供を行っています。

2020年12月に米Avery Therapeuticsと提携し、iPS細胞由来心臓病治療用培養皮膚片(MyCardiaTM)のための医療用iPS細胞の提供を行い、共同して臨床応用を目指しています。

 

研究用iPS細胞の提供

研究用iPS細胞の作製・樹立サービスとして、最短で14日で誘導、1ヶ月での樹立が可能です。また、個人向けiPS細胞MiPSCから提供者の同意を得た上での提供も行っています。

 

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