〇「金太郎®細胞」(他家骨髄由来間葉系幹細胞)の研究開発
〇糖尿病,脳卒中,心筋症,アンチエイジング等を対象に、海外で2,200例以上の治療実績
〇全自動培養装置の開発も進行中
【会社情報】
会社名 | 株式会社 金太郎 Cells Power KINTARO Cells Power Co. |
所在地 | 東京都品川区東五反田5-22-37 Office Circle N |
代表者 | 代表取締役社長 Gradkov・Alexei (グラ ドコフ・アレクセイ) |
設立 | 2014年 |
上場 | 非上場 |
【会社概要】
他家骨髄由来間葉系幹細胞「金太郎®細胞」の研究・製造開発を行うバイオベンチャーです。これまでに、糖尿病,脳卒中,心筋症,アンチエイジング等を対象に、海外で2,200例以上の治療実績があります。金太郎 Cells Power社が製造や研究開発、グループ企業である金太郎ファーマ社が、細胞治療薬の開発を担当しています。モスクワやクアラルンプールにも研究所があり、共同して基礎研究や応用研究が進められています。
同社代表取締役のGladkov Alexei氏が心不全を患った際に、骨髄間葉系幹細胞治療を受け、完治した体験から、骨髄間葉系幹細胞治療を広めることを目的に設立されました。
社名の由来は足柄山の金太郎で、金太郎の「力強さ・逞しさ・元気さ・優しさ」のイメージが同社の細胞にマッチしていること、また、金=金メダルで、業界のナンバーワン企業となることや、日本名を付けることで海外の人にも「Made in JAPAN」であることを印象付ける意味も含まれています。
【企業理念/ミッション】
【事業内容】
金太郎®細胞
20代の健常者ドナーから採取したCD34(-) 骨髄細胞由来間葉系幹細胞です。採取した骨髄液より間葉系幹細胞を分離し、独自の細胞培養液中で約2週間培養した後に、品質基準を満たした細胞を「金太郎®細胞」として保管しています。
金太郎®細胞は、以下の3つの効果を有することが確認されています。
1. パソトロフィック効果
生体内の傷害や炎症等のシグナルに応答して、患部に向かう効果です。
2. ホーミング効果
体内組織中の元々いるべき場所に向かい、そこで同化する効果です。
3. パラクリン効果
成長因子等を分泌し、周囲の細胞の成長や活性化を促す効果です。
培養技術開発
将来的にグローバル展開を視野に入れ、品質維持やコスト削減を目的に細胞培養プロセスの全自動化を進めています。
現在、第一段階として、細胞分離,培養,洗浄操作工程の半自動化の開発が行われています。その後、全自動化に取り組み、最終的にAIコントロールを組み込んだ完全自動培養機器が計画されています。
細胞治療薬/再生医療等製品開発
金太郎®細胞を用いた細胞治療薬の開発が、グループ会社である金太郎ファーマ株式会社において進められています。東京医科大学血液内科等と提携し、現在、金太郎®細胞の優位性の検証等が進められています。
幹細胞培養上清液化粧品原料の開発・製造
株式会社ALEXと協同して、ヒト骨髄幹細胞培養上清液化粧品原料「SakuraStem BM-1」を開発・製造しています。
海外での治療実績
II型糖尿病,虚血性脳卒中,拡張型心筋症,アンチエイジング等を対象に、金太郎®細胞による他家間葉系幹細胞移植治療が、東南アジアを中心にこれまでに2,200例以上実施され、改善効果が見られています。
治療体験として、クアラルンプールでの金太郎®細胞治療体験も行われています。
※株式会社 金太郎 Cells Power様の許可を得て、企業ロゴおよびウェブサイト画像を使用しています。